17.9. クォータの同期期間の設定
リソースのセットが削除される際に、リソースの同期期間が /etc/origin/master/master-config.yaml ファイルの resource-quota-sync-period
設定によって決定されます。
クォータの使用状況が復元される前に、ユーザーがリソースの再使用を試行すると問題が発生する場合があります。resource-quota-sync-period
設定を変更して、リソースセットの再生成が所定の期間 (秒単位) に実行され、リソースを再度利用可能にすることができます。
kubernetesMasterConfig: apiLevels: - v1beta3 - v1 apiServerArguments: null controllerArguments: resource-quota-sync-period: - "10s"
変更後に、マスターサービスを再起動してそれらの変更を適用します。
# master-restart api # master-restart controllers
再生成時間の調整は、リソースの作成および自動化が使用される場合のリソース使用状況の判別に役立ちます。
注記
resource-quota-sync-period
設定は、システムパフォーマンスのバランスを取るように設計されています。同期期間を短縮すると、マスターに大きな負荷がかかる可能性があります。