8.10.5. ビルドのプルーニング


デフォルトでは、ライフサイクルが完了したビルドは、無限に永続します。以下のビルド設定例にあるように、successfulBuildsHistoryLimit または failedBuildsHistoryLimit を正の整数に指定すると、以前のビルドを保持する数を制限することができます。

apiVersion: "v1"
kind: "BuildConfig"
metadata:
  name: "sample-build"
spec:
  successfulBuildsHistoryLimit: 2 1
  failedBuildsHistoryLimit: 2 2
1
successfulBuildsHistoryLimit は、completed のステータスのビルドを最大 2 つまで保持します。
2
failedBuildsHistoryLimit はステータスが failedcancelled または error のビルドを最大 2 つまで保持します。

ビルドプルーニングは、以下のアクションによりトリガーされます。

  • ビルド設定が更新された場合
  • ビルドのライフサイクルが完了した場合

ビルドは、作成時のタイムスタンプで分類され、一番古いビルドが先にプルーニングされます。

注記

管理者は、'oc adm' オブジェクトプルーニングコマンド を使用して、ビルドを手動でプルーニングできます。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.