15.8. 使用方法
以下では、SCC を使用する一般的なシナリオおよび手順について説明します。
15.8.1. 特権付き SCC のアクセス付与
管理者が管理者グループ外のユーザーまたはグループに対して 特権付き Pod を追加作成するためのアクセスを付与することが必要になることがあります。これを実行するには、以下を行います。
SCC へのアクセスを付与するユーザーまたはグループを決定します。
警告ユーザーへのアクセス付与は、ユーザーが Pod を直接作成する場合にのみ可能です。ほとんどの場合、システム自体がユーザーの代わりに作成する Pod については、関連するコントローラーの作動に使用される サービスアカウントにアクセスを付与する必要があります。ユーザーの代わりに Pod を作成するリソースの例として、Deployments、StatefulSets、DaemonSets などが含まれます。
以下のコマンドを実行します。
$ oc adm policy add-scc-to-user <scc_name> <user_name> $ oc adm policy add-scc-to-group <scc_name> <group_name>
たとえば、e2e-user の 特権付き SCC へのアクセスを許可するには、以下を実行します。
$ oc adm policy add-scc-to-user privileged e2e-user
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特権モードを要求するようにコンテナーの
SecurityContext
を変更します。