27.6. AWS Elastic Block Store を使用した永続ストレージ
27.6.1. 概要
OpenShift Container Platform は AWS Elastic Block Store volumes (EBS) をサポートします。AWS EC2 を使用して、OpenShift Container Platform クラスターに 永続ストレージ をプロビジョニングできます。これには、Kubernetes および AWS についてのある程度の理解があることが前提となります。
AWS を使用して永続ボリュームを作成する前に、まず OpenShift Container Platform を AWS ElasticBlockStore 用に適切に設定 する必要があります。
Kubernetes 永続ボリューム フレームワークは、管理者がクラスターのプロビジョニングを永続ストレージを使用して実行できるようにし、ユーザーが基礎となるインフラストラクチャーの知識がなくてもこれらのリソースを要求できるようにします。AWS Elastic Block Store ボリュームは 動的にプロビジョニング できます。永続ボリュームは、単一のプロジェクトまたは namespace にバインドされず、OpenShift Container Platform クラスター全体で共有できます。ただし、Persistent Volume Claim (永続ボリューム要求) は、プロジェクトまたは namespace に固有で、ユーザーが要求できます。
インフラストラクチャーにおけるストレージの高可用性は、基礎となるストレージのプロバイダーに委ねられています。