37.3. Systemd-journald と rsyslog
Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 7 では、systemd-journald.socket ユニットはブートプロセスで/dev/log を作成し、入力を systemd-journald.service に渡します。すべての syslog() 呼び出しはジャーナルに移ります。
systemd-journald のデフォルト速度制限により、Fluentd がシステムログを読み取る前にシステムログがドロップします。これを防ぐには、以下を /etc/systemd/journald.conf ファイルに追加します。
# Disable rate limiting RateLimitInterval=1s RateLimitBurst=10000 Storage=volatile Compress=no MaxRetentionSec=30s
次に、サービスを再起動します。
$ systemctl restart systemd-journald.service $ systemctl restart rsyslog.service
これらの設定は、一括アップロードのバースト性を担う設定です。
レート制限を削除した後、システムロギングデーモンの CPU 使用率が高くなることがあります。以前はスロットルされていた可能性のあるメッセージが処理されるためです。