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第35章 IPsec を使用したノード間のトラフィックの暗号化

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35.1. 概要

IPsec は、インターネットプロトコル (IP) を使用して通信するすべてのマスターとノードホスト間の通信を暗号化することによって OpenShift Container Platform クラスターのトラフィックを保護します。

このトピックでは、すべてのクラスター管理および Pod データトラフィックを含め、OpenShift Container Platform ホストが IP アドレスを受信する IP サブセット全体の通信のセキュリティーを保護する方法について説明します。

注記

OpenShift Container Platform 管理トラフィックは HTTPS を使用するため、IPsec の有効化により 2 度目の管理トラフィックの暗号化が実行されることになります。

重要

この手順はクラスターの各マスターホストで繰り返し、その後にノードホストで実行される必要があります。IPsec が有効にされていないホストは、これが有効にされているホストと通信することができません。

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