28.13.3. レジストリー設定の上書き


新規レジストリー Pod を作成し、古い Pod と自動的に置き換えるには、以下の手順を実行します。

  1. registryconfig.yaml という名前の新規レジストリー設定ファイルを作成して、以下の情報を追加します。

    version: 0.1
    log:
      level: debug
    http:
      addr: :5000
    storage:
      cache:
        blobdescriptor: inmemory
      delete:
        enabled: true
      azure: 1
        accountname: azureblobacc
        accountkey:  azureblobacckey
        container: azureblobname
        realm: core.windows.net 2
    auth:
      openshift:
        realm: openshift
    middleware:
      registry:
        - name: openshift
      repository:
        - name: openshift
          options:
            acceptschema2: false
            pullthrough: true
            enforcequota: false
            projectcachettl: 1m
            blobrepositorycachettl: 10m
      storage:
        - name: openshift
    1
    accountnameacountkey、および container の値をそれぞれストレージアカウント名ストレージアカウントキー、およびストレージコンテナー名で置き換えます。
    2
    Azure の地域クラウドを使用している場合は、必要なレルムに設定します。たとえば、ドイツの地域クラウドの場合は core.cloudapi.de に設定します。
  2. 新規レジストリー設定を作成します。

    $ oc create secret generic registry-config --from-file=config.yaml=registryconfig.yaml
  3. シークレットを追加します。

    $ oc set volume dc/docker-registry --add --type=secret \
        --secret-name=registry-config -m /etc/docker/registry/
  4. REGISTRY_CONFIGURATION_PATH 環境変数を設定します。

    $ oc set env dc/docker-registry \
        REGISTRY_CONFIGURATION_PATH=/etc/docker/registry/config.yaml
  5. レジストリー設定をすでに作成している場合は、以下の手順を実行します。

    1. シークレットを削除します。

      $ oc delete secret registry-config
    2. 新規レジストリー設定を作成します。

      $ oc create secret generic registry-config --from-file=config.yaml=registryconfig.yaml
    3. 新規ロールアウトを開始して設定を更新します。

      $ oc rollout latest docker-registry
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