22.6.2. 動的に作成した OpenStack PV のゾーンラベルの設定
管理者は、動的に作成された OpenStack PV のゾーンラベルを設定できます。このオプションは、OpenStack Cinder ゾーン名がコンピュートゾーン名などに一致しない場合、Cinder ゾーンが 1 つだけで、コンピュートゾーンが多数ある場合に有用です。管理者は、動的に Cinder ボリュームを作成してから、ラベルをチェックできます。
PV のゾーンラベルを表示します。
# oc get pv --show-labels NAME CAPACITY ACCESS MODES RECLAIM POLICY STATUS CLAIM STORAGECLASS REASON AGE LABELS pvc-1faa6f93-64ac-11e8-930c-fa163e3c373c 1Gi RWO Delete Bound openshift-node/pvc1 standard 12s failure-domain.beta.kubernetes.io/zone=nova
デフォルトの設定が有効になっています。oc get pv --show-labels
コマンドは、failure-domain.beta.kubernetes.io/zone=nova
ラベルを返します。
ゾーンラベルを無効にするには、以下を追加して openstack.conf を更新します。
[BlockStorage] ignore-volume-az = yes
マスターサービスの再起動後に作成された PV にはゾーンラベルがありません。