28.3.6. Pod の作成


Pod 定義ファイルまたはテンプレートファイルを使用して Pod を定義できます。以下は、1 つのコンテナーを作成し、Ceph RBD ボリュームを読み書きアクセス用にマウントする Pod 仕様です。

例28.8 Pod オブジェクトの定義

apiVersion: v1
kind: Pod
metadata:
  name: ceph-pod1           
1

spec:
  containers:
  - name: ceph-busybox
    image: busybox          
2

    command: ["sleep", "60000"]
    volumeMounts:
    - name: ceph-vol1       
3

      mountPath: /usr/share/busybox 
4

      readOnly: false
  volumes:
  - name: ceph-vol1         
5

    persistentVolumeClaim:
      claimName: ceph-claim 
6
Copy to Clipboard Toggle word wrap
1
oc get pod によって表示されるこの Pod の名前。
2
この Pod が実行するイメージ。この例では、busybox に sleep の実行を指示しています。
3 5
ボリュームの名前。この名前は containers セクションと volumes セクションの両方で同じにする必要があります。
4
コンテナーで表示されるマウントパス。
6
Ceph RBD クラスターにバインドされる PVC。

Pod 定義を ceph-pod1.yaml などのファイルに保存し、以下のように Pod を作成します。

# oc create -f ceph-pod1.yaml
pod "ceph-pod1" created

#verify pod was created
# oc get pod
NAME        READY     STATUS    RESTARTS   AGE
ceph-pod1   1/1       Running   0          2m
                      
1
Copy to Clipboard Toggle word wrap
1
しばらくすると、Pod が Running 状態になります。
トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat