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6.4. ユーザーあたりのセルフプロビジョニングされたプロジェクト数の制限

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指定されるユーザーが要求するセルフプロビジョニングされたプロジェクトの数は、ProjectRequestLimit 受付制御プラグイン で制限できます。

重要

OpenShift Container Platform 3.1 で、プロジェクトの要求テンプレートが 新規プロジェクトのテンプレートの変更 で説明されるプロセスを使用して作成される場合、生成されるテンプレートには、ProjectRequestLimitConfig に使用されるアノテーション openshift.io/requester: ${PROJECT_REQUESTING_USER} が含まれません。アノテーションは追加する必要があります。

ユーザーの制限を指定するには、設定をマスター設定ファイル (/etc/origin/master/master-config.yaml) 内のプラグインに指定する必要があります。プラグインの設定は、ユーザーラベルのセレクターの一覧および関連付けられるプロジェクト要求の最大数を取ります。

セレクターは順番に評価されます。現在のユーザーに一致する最初のセレクターは、プロジェクトの最大数を判別するために使用されます。セレクターが指定されていない場合、制限はすべてのユーザーに適用されます。プロジェクトの最大数が指定されていない場合、無制限のプロジェクトが特定のセレクターに対して許可されます。

以下の設定は、ユーザーあたりのグローバル制限を 2 プロジェクトに設定し、ラベル level=advanced を持つユーザーに対して 10 プロジェクトを、ラベル level=admin を持つユーザーに対しては無制限のプロジェクトを許可します。

admissionConfig:
  pluginConfig:
    ProjectRequestLimit:
      configuration:
        apiVersion: v1
        kind: ProjectRequestLimitConfig
        limits:
        - selector:
            level: admin 1
        - selector:
            level: advanced 2
          maxProjects: 10
        - maxProjects: 2 3
1
セレクター level=admin の場合、maxProjects は指定されません。これは、このラベルを持つユーザーにはプロジェクト要求の最大数が設定されないことを意味します。
2
セレクター level=advanced の場合、最大数の 10 プロジェクトが許可されます。
3
3 つ目のエントリーにはセレクターが指定されていません。これは、セレクターが直前の 2 つのルールを満たさないユーザーに適用されることを意味します。ルールは順番に評価されるため、このルールは最後に指定する必要があります。
注記

ユーザーおよびグループラベルの管理 では、ユーザーおよびグループのラベルを追加し、削除し、表示する方法について詳述しています。

変更を加えたら、OpenShift Container Platform を再起動して、変更を有効にします。

# master-restart api
# master-restart controllers
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