26.6.2. raw ブロックデバイスプロビジョナーのデプロイ
Raw ブロックデバイスへのプロビジョナーのデプロイは、ローカルボリュームへのプロビジョナーのデプロイに似ていますが、2 点相違点があります。
- プロビジョナーは特権付きのコンテナーで実行する必要があります。
- プロビジョナーは、ホストから /dev のファイルシステムにアクセスできる必要があります。
Raw ブロックデバイスにプロビジョナーをデプロイします。
- local-storage-provisioner-template.yaml ファイルからテンプレートをダウンロードします。
テンプレートを編集します。
コンテナー仕様の
securityContext
のprivileged
属性をtrue
に設定します。... containers: ... name: provisioner ... securityContext: privileged: true ...
hostPath
を使用して、コンテナーにホストの /dev/ ファイルシステムをマウントします。... containers: ... name: provisioner ... volumeMounts: - mountPath: /dev name: dev ... volumes: - hostPath: path: /dev name: dev ...
変更済みの YAML ファイルからテンプレートを作成します。
$ oc create -f local-storage-provisioner-template.yaml
プロビジョナーを起動します。
$ oc new-app -p CONFIGMAP=local-volume-config \ -p SERVICE_ACCOUNT=local-storage-admin \ -p NAMESPACE=local-storage \ -p PROVISIONER_IMAGE=registry.redhat.io/openshift3/local-storage-provisioner:v3.11 \ local-storage-provisioner