6.3. Persistent Volume Claim (永続ボリューム要求) のバックアップ
コンテナー内の永続データをサーバーと同期できます。
OpenShift Container Platform 環境をホストする一部のプロバイダーでは、バックアップおよび復元目的でサードパーティーのスナップショットサービスを起動する機能がある場合があります。ただし、OpenShift Container Platform ではこれらのサービスを起動する機能を提供していないため、本書ではこれらの手順については説明しません。
特定アプリケーションの適切なバックアップ手順については、製品のドキュメントを参照してください。たとえば、mysql データディレクトリー自体をコピーしても使用可能なバックアップは作成されません。その代わりに、関連付けられたアプリケーションの特定のバックアップ手順を実行してから、データを同期することができます。この特定の手順には、OpenShift Container Platform をホストするプラットフォームで提供されるスナップショットソリューションの使用も含まれます。
手順
プロジェクトおよび Pod を表示します。
oc get pods
$ oc get pods NAME READY STATUS RESTARTS AGE demo-1-build 0/1 Completed 0 2h demo-2-fxx6d 1/1 Running 0 1h
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 永続ボリュームで使用されているボリュームを検索できるように必要な Pod の情報を記述します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow この出力は永続データが
/opt/app-root/src/uploaded
ディレクトリーにあることを示しています。データをローカルにコピーします。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ocp_sop.txt
ファイルはローカルシステムにダウンロードされ、バックアップソフトウェアまたは別のバックアップメカニズムでバックアップされます。注記また、Pod が起動する場合に
pvc
を使用せずに直前の手順を実行できますが、後にpvc
が必要かどうかを確認する必要があります。データを保持してから復元プロセスを使用し、新規ストレージを設定することができます。