36.8. 外部 syslog サーバーへのログの送信


fluent-plugin-remote-syslog プラグインをホストで使用して、ログを外部 syslog サーバーに送信します。

環境変数を logging-fluentd または logging-mux daemonset に設定します。

- name: REMOTE_SYSLOG_HOST 1
  value: host1
- name: REMOTE_SYSLOG_HOST_BACKUP
  value: host2
- name: REMOTE_SYSLOG_PORT_BACKUP
  value: 5555
1
必要なリモート syslog ホスト。各ホストで必須です。

これによって 2 つの宛先が作成されます。host1 の syslog サーバーはデフォルトポート 514 でメッセージを受信し、host2 は同じメッセージをポート 5555 で受信します。

または、独自のカスタム fluent.conflogging-fluentd または logging-mux ConfigMap に設定できます。

Fluentd 環境変数

パラメーター説明

USE_REMOTE_SYSLOG

デフォルトは false です。fluent-plugin-remote-syslog gem を使用できるようにするには、true に設定します。

REMOTE_SYSLOG_HOST

(必須) リモート syslog サーバーのホスト名または IP アドレス。

REMOTE_SYSLOG_PORT

接続先のポート番号。デフォルトは 514 です。

REMOTE_SYSLOG_SEVERITY

syslog の重大度を設定します。デフォルトは debug です。

REMOTE_SYSLOG_FACILITY

syslog ファシリティーを設定します。デフォルトは local0 です。

REMOTE_SYSLOG_USE_RECORD

デフォルトは false です。レコードの重大度フィールドおよびファシリティーフィールドを使用して syslog メッセージに設定するには、true に設定します。

REMOTE_SYSLOG_REMOVE_TAG_PREFIX

タグから接頭辞を削除します。デフォルトは '' (空) です。

REMOTE_SYSLOG_TAG_KEY

これが指定されている場合、このフィールドをキーとして使用してレコードを検索し、syslog メッセージにタグを設定します。

REMOTE_SYSLOG_PAYLOAD_KEY

これが指定されている場合、このフィールドをキーとして使用してレコードを検索し、syslog メッセージにペイロードを設定します。

REMOTE_SYSLOG_TYPE

トランスポート層プロトコルタイプを設定します。デフォルトは syslog_buffered になり、これにより、TCP プロトコルが設定されます。UDP に切り替えるには、これを syslog に設定します。

警告

この実装は安全ではないため、接続にスヌーピングがないことを保証できる環境でのみ使用してください。

Fluentd ロギング Ansible 変数

パラメーター説明

openshift_logging_fluentd_remote_syslog

デフォルトは false に設定されます。fluent-plugin-remote-syslog gem を使用できるようにするには、true に設定します。

openshift_logging_fluentd_remote_syslog_host

リモート syslog サーバーのホスト名または IP アドレス。 必須です。

openshift_logging_fluentd_remote_syslog_port

接続先のポート番号。 デフォルトは 514 です。

openshift_logging_fluentd_remote_syslog_severity

syslog の重大度を設定します。 デフォルトは debug です。

openshift_logging_fluentd_remote_syslog_facility

syslog ファシリティーを設定します。 デフォルトは local0 です。

openshift_logging_fluentd_remote_syslog_use_record

デフォルトは false に設定されます。レコードの重大度フィールドおよびファシリティーフィールドを使用して syslog メッセージに設定するには、true に設定します。

openshift_logging_fluentd_remote_syslog_remove_tag_prefix

タグから接頭辞を削除します。デフォルトは '' (空) です。

openshift_logging_fluentd_remote_syslog_tag_key

文字列が指定された場合、このフィールドをキーとして使用してレコードを検索し、syslog メッセージにタグを設定します。

openshift_logging_fluentd_remote_syslog_payload_key

文字列が指定された場合、このフィールドをキーとして使用してレコードを検索し、syslog メッセージにペイロードを設定します。

Mux ロギング Ansible 変数

パラメーター説明

openshift_logging_mux_remote_syslog

デフォルトは false に設定されます。fluent-plugin-remote-syslog gem を使用できるようにするには、true に設定します。

openshift_logging_mux_remote_syslog_host

リモート syslog サーバーのホスト名または IP アドレス。 必須です。

openshift_logging_mux_remote_syslog_port

接続先のポート番号。 デフォルトは 514 です。

openshift_logging_mux_remote_syslog_severity

syslog の重大度を設定します。 デフォルトは debug です。

openshift_logging_mux_remote_syslog_facility

syslog ファシリティーを設定します。 デフォルトは local0 です。

openshift_logging_mux_remote_syslog_use_record

デフォルトは false に設定されます。レコードの重大度フィールドおよびファシリティーフィールドを使用して syslog メッセージに設定するには、true に設定します。

openshift_logging_mux_remote_syslog_remove_tag_prefix

タグから接頭辞を削除します。デフォルトは '' (空) です。

openshift_logging_mux_remote_syslog_tag_key

文字列が指定された場合、このフィールドをキーとして使用してレコードを検索し、syslog メッセージにタグを設定します。

openshift_logging_mux_remote_syslog_payload_key

文字列が指定された場合、このフィールドをキーとして使用してレコードを検索し、syslog メッセージにペイロードを設定します。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.