22.5. Downward API を使用したシークレットの使用


Pod の作成時に、Downward API を使用してシークレットを挿入し、イメージおよびアプリケーションの作成者が特定の環境用のイメージを作成できるようにできます。

22.5.1. 環境変数の使用

  1. secret.yaml ファイルを作成します。

    apiVersion: v1
    kind: Secret
    metadata:
      name: mysecret
    data:
      password: cGFzc3dvcmQ=
      username: ZGV2ZWxvcGVy
    type: kubernetes.io/basic-auth
  2. secret.yaml ファイルから Secret を作成します。

    oc create -f secret.yaml
  3. 上記の Secret から username フィールドを参照する pod.yaml ファイルを作成します。

    apiVersion: v1
    kind: Pod
    metadata:
      name: dapi-env-test-pod
    spec:
      containers:
        - name: env-test-container
          image: gcr.io/google_containers/busybox
          command: [ "/bin/sh", "-c", "env" ]
          env:
            - name: MY_SECRET_USERNAME
              valueFrom:
                secretKeyRef:
                  name: mysecret
                  key: username
      restartPolicy: Never
  4. pod.yaml ファイルから Pod を作成します。

    $ oc create -f pod.yaml
  5. コンテナーのログで MY_SECRET_USERNAME の値を確認します。

    $ oc logs -p dapi-env-test-pod
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