24.4.4. OpenShift Container Platform を Microsoft Azure ストレージを使用するように設定する
OpenShift Container Platform は、永続ボリュームメカニズムを活用して Microsoft Azure ストレージを使用できます。OpenShift Container Platform は、リソースグループにディスクを作成して、正しいインスタンスにこのディスクを割り当てます。
手順
以下の
storageclass
は、インストール時に、Ansible インベントリーでopenshift_cloudprovider_kind=azure
およびopenshift_cloud_provider_azure
変数を使用して Azure クラウドプロバイダーを設定する場合に作成されます。$ oc get --export storageclass azure-standard -o yaml apiVersion: storage.k8s.io/v1 kind: StorageClass metadata: annotations: storageclass.kubernetes.io/is-default-class: "true" creationTimestamp: null name: azure-standard parameters: kind: Shared storageaccounttype: Standard_LRS provisioner: kubernetes.io/azure-disk reclaimPolicy: Delete volumeBindingMode: Immediate
Ansible を使用して OpenShift Container Platform と Microsoft Azure の統合を有効にしていない場合には、
storageclass
を手動で作成できます。詳細は、動的プロビジョニングとストレージクラスの作成 セクションを参照してください。-
現時点で、デフォルトの
storageclass
の種類はshared
であり、これは Microsoft Azure インスタンスがアンマネージドディスクを使用する必要があることを意味しています。インストール時に Ansible インベントリーファイルにopenshift_storageclass_parameters={'kind': 'Managed', 'storageaccounttype': 'Premium_LRS'}
またはopenshift_storageclass_parameters={'kind': 'Managed', 'storageaccounttype': 'Standard_LRS'}
変数を指定し、インスタンスがマネージドディスクを使用できるようにすることで、この設定をオプションで変更することができます。
Microsoft Azure ディスクは ReadWriteOnce
アクセスモードで、1 つのノードで読み取り/書き込み可能な状態でボリュームをマウントできます。詳細情報は、アーキテクチャーガイドのアクセスモードのセクション を参照してください。