7.7.3. ローカルストレージの設定
XFS クォータサブシステム を使用して emptyDir
ボリューム、および各ノードのシークレットおよび設定マップなどの emptyDir
ボリュームに基づくボリュームのサイズを制限できます。
XFS ファイルシステムで emptyDir
ボリュームのサイズを制限するには、openshift-node プロジェクトで node-config-compute 設定マップを使用し、それぞれの一意の FSGroup についてローカルボリュームクォータを設定します。
apiVersion: kubelet.config.openshift.io/v1 kind: VolumeConfig localQuota: 1 perFSGroup: 1Gi 2
- 1
- ノードのローカルボリュームのクォータを制御するオプションが含まれます。
- 2
- この値を、
1Gi
、512Mi
など [FSGroup] 別、ノード別に必要なクォータを示すリソース量に設定します 。volumeDirectory はgrpquota
オプションを指定してマウントされた XFS ファイルシステムになければなりません。一致する SCC (Security Context Constraints) の fsGroup タイプはMustRunAs
に設定する必要があります。
要求が RunAsAny
の SCC に一致することを示す FSGroup が指定されていない場合、クォータの適用は省略されます。
/etc/origin/node/volume-config.yaml ファイルは直接編集しないでください。このファイルは node-config-compute 設定マップを基に作成されます。node-config-compute 設定マップを使用して volume-config.yaml ファイルでパラメーターの作成または編集を実行します。