27.19.3.4. オプション: 特定の PVC に対する PV の確保
特定のタスク用に PV を確保するには、特定のストレージクラスを作成するか、または PV を PVC に事前にバインドするかの、2 つのオプションがあります。
ストレージクラスの名前を指定して PV の特定のストレージクラスを要求します。
以下のリソースは、StorageClass の設定に使用する必要な値を示しています。この例では、AWS ElasticBlockStore (EBS) オブジェクト定義を使用します。
例27.11 EBS の StorageClass 定義
kind: StorageClass apiVersion: storage.k8s.io/v1 metadata: name: kafka provisioner: kubernetes.io/aws-ebs ...
重要マルチテナント環境で必要な場合に、クォータ定義を使用してストレージクラスと PV を特定の namespace 専用として確保します。
PVC namespace および名前を使用して PV を PVC に事前バインドします。以下の例のように、このように定義された PV は指定された PVC のみにバインドされ、それ以外にはバインドされません。
例27.12 PV 定義の claimRef
apiVersion: v1 kind: PersistentVolume metadata: name: mktg-ops--kafka--kafka-broker01 spec: capacity: storage: 15Gi accessModes: - ReadWriteOnce claimRef: apiVersion: v1 kind: PersistentVolumeClaim name: kafka-broker01 namespace: default ...