15.8.10. SCC のユーザー、グループまたはプロジェクトへの追加
SCC をユーザーまたはグループに追加する前に、まず scc-review
オプションを使用してユーザーまたはグループが Pod を作成できるかどうかをチェックできます。詳細は、Authorization のトピックを参照してください。
SCC はプロジェクトに直接付与されません。代わりに、サービスアカウントを SCC に追加し、Pod にサービスアカウント名を指定するか、または指定されない場合は default
サービスアカウントを使用して実行します。
SCC をユーザーに追加するには、以下を実行します。
$ oc adm policy add-scc-to-user <scc_name> <user_name>
SCC をサービスアカウントに追加するには、以下を実行します。
$ oc adm policy add-scc-to-user <scc_name> \ system:serviceaccount:<serviceaccount_namespace>:<serviceaccount_name>
現在の場所がサービスアカウントが属するプロジェクトの場合、-z
フラグを使用し、<serviceaccount_name>
のみを指定することができます。
$ oc adm policy add-scc-to-user <scc_name> -z <serviceaccount_name>
上記の -z
フラグについては、誤字を防ぎ、アクセスが指定されたサービスアカウントのみに付与されるため、使用することを強く推奨します。プロジェクトにいない場合は、-n
オプションを使用して、それが適用されるプロジェクトの namespace を指定します。
SCC をグループに追加するには、以下を実行します。
$ oc adm policy add-scc-to-group <scc_name> <group_name>
SCC を namespace のすべてのサービスアカウントに追加するには、以下を実行します。
$ oc adm policy add-scc-to-group <scc_name> \ system:serviceaccounts:<serviceaccount_namespace>