39.12. 診断ツールを使用したネットワークの問題の検出
クラスター管理者として診断ツールを実行し、共通するネットワークの問題を診断します。
# oc adm diagnostics NetworkCheck
診断ツールは、指定したコンポーネントのエラー状態をチェックする一連のチェックを実行します。詳細は、診断ツール のセクションを参照してください。
注記
現時点で、診断ツールでは IP フェイルオーバーの問題を診断できません。回避策として、スクリプトをマスターの https://raw.githubusercontent.com/openshift/openshift-sdn/master/hack/ipf-debug.sh で (またはマスターへのアクセスのある別のマシンから) 実行して役に立つデバッグ情報を生成できます。ただし、このスクリプトはサポート対象外です。
デフォルトで、 oc adm diagnostics NetworkCheck
はエラーのログを /tmp/openshift/ に記録します。これは --network-logdir
オプションで設定できます。
# oc adm diagnostics NetworkCheck --network-logdir=<path/to/directory>