第29章 一時ストレージの設定
29.1. 概要
OpenShift Container Platform は、Pod およびコンテナーの作業データの一時ストレージを管理できるように、設定可能です。コンテナーは、記述可能な階層、ログディレクトリー、EmptyDir ボリュームを活用できる反面、このストレージには複数の制限があります。 この点については、ここで説明されています。
一時ストレージ管理により、管理者は個別の Pod やコンテナーが消費するリソースを制限できるようになるだけでなく、Pod およびコンテナーが対象の一時ストレージの使用を制限したり、要求したりできます。これは、テクノロジープレビュー機能で、デフォルトでは無効になっています。
このテクノロジープレビュー機能は、OpenShift Container Platform でローカルストレージを公開するメカニズムを変更するわけではなく、既存のメカニズム、root ディレクトリーや runtime ディレクトリーはそのまま使用されます。このテクノロジープレビュー機能は、当リソースの使用の管理メカニズムを提供するだけです。