24.4. OpenShift Container Platform での Microsoft Azure の設定


以下の 2 つの方法で OpenShift Container Platform で Microsoft Azure を設定できます。

24.4.1. Ansible を使用した OpenShift Container Platform での Azure の設定

インストール時に、Azure 向けに OpenShift Container Platform を設定できます。

以下をデフォルトで /etc/ansible/hosts にある Ansible インベントリーファイルに追加し、Microsoft Azure 用に OpenShift Container Platform 環境を設定します。

[OSEv3:vars]
openshift_cloudprovider_kind=azure
openshift_cloudprovider_azure_client_id=<app_ID> 1
openshift_cloudprovider_azure_client_secret=<secret> 2
openshift_cloudprovider_azure_tenant_id=<tenant_ID> 3
openshift_cloudprovider_azure_subscription_id=<subscription> 4
openshift_cloudprovider_azure_resource_group=<resource_group> 5
openshift_cloudprovider_azure_location=<location> 6
1
サービスプリンシパルのアプリ ID。
2
サービスプリンシパルのパスワードを含むシークレット。
3
サービスプリンシパルがあるテナント。
4
サービスプリンシパルによって使用されるサブスクリプション
5
サービスアカウントが存在するリソースグループ。
6
リソースグループが存在する Microsoft Azure の場所。

Ansible でインストールすると、Microsoft Azure 環境に適合するように、以下のファイルが作成されて設定されます。

  • /etc/origin/cloudprovider/azure.conf
  • /etc/origin/master/master-config.yaml
  • /etc/origin/node/node-config.yaml
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