2.3.4.2.4. プロモーションについての注意事項


2.3.4.2.4.1. API オブジェクト参照

API オブジェクトは他のオブジェクトを参照することができます。この一般的な使用方法として、イメージストリームを参照する DeploymentConfig を設定します (他の参照関係も存在する場合があります)。

ある環境から別の環境へと API オブジェクトをコピーする場合、すべての参照がターゲット環境内で解決できることが重要となります。以下のような参照のシナリオを見てみましょう。

  • プロジェクトにローカルから参照している場合。この場合、参照オブジェクトは、プロジェクトを参照しているオブジェクトと同じプロジェクトに存在します。通常の方法として、参照しているオブジェクトと同じプロジェクト内にあるターゲット環境に参照オブジェクトをコピーできることを確認します。
  • 他のプロジェクトのオブジェクトを参照する場合。これは、共有プロジェクトのイメージストリームが複数のアプリケーションプロジェクトによって使用されている場合によくあるケースです。この場合、参照するオブジェクトを新しい環境にコピーする際、ターゲット環境内で解決できるように参照を随時更新しなければなりません。以下が必要になる場合があります。

    • 共有されるプロジェクトの名前がターゲット環境では異なる場合、参照先のプロジェクトを変更する。
    • 参照されるオブジェクトを共有プロジェクトからターゲット環境のローカルプロジェクトへと移動し、主要オブジェクトをターゲット環境へと移動する際に参照をローカルルプロジェクトをポイントするよう更新する。
    • 参照されるオブジェクトのターゲット環境へのコピーおよびその参照の更新の他の組み合わせ。

通常は、新しい環境にコピーされるオブジェクトによって参照されるオブジェクトを確認し、参照がターゲット環境で解決可能であることを確認することをお勧めします。それ以外には、参照の修正を行うための適切なアクションを取り、ターゲット環境で参照されるオブジェクトを利用可能にすることができます。

2.3.4.2.4.2. イメージレジストリー参照

イメージストリームはイメージレポジトリーを参照してそれらが表すイメージのソースを示唆します。イメージストリームがある環境から別の環境へと移動する場合、レジストリーおよびレポジトリーの参照も変更すべきかどうかを検討することが重要です。

  • テスト環境と実稼働環境間の分離をアサートするために異なるイメージレジストリーが使用されている場合。
  • テスト環境および実稼働環境に対応したイメージを分離するために異なるイメージレポジトリーが使用されている場合。

上記のいずれかが該当する場合、イメージストリームはソース環境からターゲット環境にコピーされる際に、適切なイメージに対して解決されるよう変更される必要があります。これは、あるレジストリーおよびレポジトリーから別のレジストリーおよびレポジトリーへとイメージをコピーするという シナリオおよび実例 に説明されている手順の追加として行われます。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.